こんばんは。大石です。

みなさま「猫のおしっこ」の臭いを嗅いだことはありますか?

猫を飼われている方はなんとなくわかるのでしょうか?
僕は猫を飼っていないので分かりません。

いきなり何をいってるんだ?と思われましたか。

この猫のおしっこの臭い、
ワインの香りの表現にあるんです。

ソーヴィニョン・ブランという白ぶどうなのですが、
ロワール地方とかで造られる白ワインが有名です。
(あとニュージーランドとか)

個人的には今まで飲んできたなかで
「おしっこ」感を感じたことはないのですが、、、

柑橘系の香り、甘みと苦みが混ざったような緑のフルーツの香り、
ものにもよりますが、そんな印象があります。

もしこれは猫のおしっこだよ!というのをご存知でしたら、
是非とも共有してください!!笑

他にも

「濡れた犬(の毛)」

なんて表現もあります。

残念ながら僕は濡れた犬の臭いも嗅いだことはありません。笑
(以下同)

こういったのは本家フランスから伝わったと思うのですが、
欧州の感覚と、少しユーモアも混ざって面白いですよね。

さすがにソムリエがレストランで使うことはないと思いますけど。笑

この「表現すること」というのもワインの楽しさです。

味(渋み・甘み・塩味など)、香り、色、舌触りなど
五感をフル動員して感じたことを言語化する。

そうやって言葉にすることで、
周りの人と楽しむことができます。

映画を観終わったあとに内容を語り合う、みたいな感じですね。

しかも、ワインなら感じとれることも複雑ですし、
料理などの相性まで考えれば表現の幅は無限大!

いやー、ワインって面白いですよね!!

で、前置きが長くなりましたが、

今回は、このワインを「表現するときのコツ」をお話したいと思います。

普段、飲まれるものでも少し言語化を意識するだけで
より楽しめるようになります!

感覚力(受け取る力)も鍛えられますしね。

そのコツとは4つあります。

順番に解説していきますね。

①なんとなくの印象を言葉にしてみる

例)
「なんかふわーとしてる」
「ちょっと酸っぱい感じ?」

何でもいいので思いついたことを言葉にしてください!

第一印象で感じたことってすごく大切です。

言葉にするとカタチとして表出されるので、
意識的に捉えるようになります。

そうして、本当にそうかな?って思うこともあるんですよね。
(逆にそう思い込もうとすることもありますが)

むつかしく考えずに自由に表しましょう

②何か別の食品に例えてみる

例)
「グレープフルーツっぽい香り」
「ジャムみたいな味」

このパターンはワインの表現ではよくあります。

カシス、パッションフルーツ、ナッツなど

なんかどっかで口にしたことあるよなーというものを
自由に思い浮かべてみてください。

何浮かんだらそれが香りから由来するのか
味から由来するのか探ってみてもいいですね!

僕はこの表現が好きでよく使います。

共有がしやすくて、共感も生まれやすいからです。

フルーツならみんな食べたことあるし、
マンゴーとかパイナップルとか言うと、

あーわかるわかる!なんてことも多く言われます。

③凝縮感を感じてみる

例)
「果実感が強い。濃い」
「さっぱりしている。軽い」

よく味では、渋み/甘みというのでワインを分けますが、

個人的には分かりにくいな、って思っています。

苦みってコーヒーとか野菜とかの苦みを連想してしまい、
ワインを飲んでもダイレクトに苦みを感じることは少ないです。
甘みはよく分かりますが。

で、僕が大事にしているのは、凝縮感(=重さ)です。

これは味でも香りでもそうなのですが、

強さ・弱さでもあります。
あと、密度といってもいいかもしれません。

たっぷり詰まった100%な感じなのか、
薄い印象の40%程度の感じなのか。

あと、よくボディという言葉で
フルボディ→ライトボディといわれますが、
(裏にもよくかいてありますよね)

これは凝縮感や重さという感じよりも
「豊かさ・複雑さ」という印象です。

なので、ボディのことは忘れて、濃さを感じてみてください。

④擬人化して遊んでみる

例)
「このワイン、めっちゃムキムキ!」
「しなやかな貴婦人のようだ」

これも僕は大好きでよく言葉にします。

ただ、なぜかあんまり伝わらないことが多い。。笑
なので遊んでみてください。

上の①〜③を組み合わせると、
そのワインの全体像がぼやーとでもできあがると思います。

それから擬人化するとやりやすいですよ。

例えば、白ワインを飲んだとして。

①さわやかな印象!飲みやすいね!

②レモン?グレープフルーツ?バナナ?の香りかな。
 ちょっとだけスイカの皮をかじった味もする…

③軽い!香りは強いけど、以外に味はさらさらしていて弱い印象かな

↓ これを人でイメージすると

④さわやかなイケメン理系大学生(彼女いない)

→まだあどけなさが残る若い白ワイン。
さわやかで人当たりは良い印象なんだけど、
どこか癖のある堅物な印象も隠し持っている。

こんな感じでしょうか。笑

ここは本当に自由なので好きにイメージしてみてください。

なんとなく設定とかも考えると面白いですよ。
こういう服装で、こういう性格で。とか。

一緒に飲んだ人と全く違うキャラクターだったりして、
話も以外に盛り上がります。笑

あとは漫画やアニメのキャラとかに例えるといいかもしれません。
人によってはその方が、分かりやすいし、伝わりやすいと思います。

そうそう、この言葉について。

これは当たり前のことなので忘れがちなのですが
どんな具体的な言葉でも、人によって全くイメージは異なるんですよね。

「いちご」

と言っても、

熟れた甘いいちごを想像する人もいれば、
ジャムのようないちごを想像したり、
給食によくでてきた小さくて少し酸っぱいものを想像したり、
はたまた、食べ物以外のことを想像したり。

なので、ここまで表現のことを話してきましたが、

表現を突き詰めたとしても
絶対に人と感覚を共有することができません。

この当たり前をしっかり持っていた方がいいです。

この感覚があれば、
「自分の言葉」を大切にできるからです。

人と異なるのだから、
まずは自分の感じたものを表すことに集中してみてください。

その上で相手との違いを考えればいいのです。

相手の意見を鵜呑みにして、そうだなって思っていると
自分で感じなくなって感覚がそこでシャットアウトしちゃいます。

そうすると違いも分からなくなるし、
相手任せの思考停止状態が癖になっちゃいます。

自分なりの表現を考えてみる(=言語化する)ことで
考える力、伝える力を育むことができるんですね。

この癖をワインのときにもつけると
楽しく自分の力を伸ばしていくことができますよ!

されどワインですのでお試しください。

いやー、ワインって面白いですよね!(2回目)

こんなワインでこういう表現が浮かんだ!
というのがあればお気軽にメールください。

それでは本日はここまで。
ではでは。

大石